21.T.Yのページ
本年度は、全体的に最後のWRO大会に向けて授業を受けてきました。その結果がWRO大会の全国大会につながりよかったです。WRO大会ではロボット作りを担当しました。僕が常に心がけたことは、少しでも本番に問題のありそうなことは必ず直すように、ほかの人に伝えるようにすることです。積極的に動いたことでWROに向けての練習中には行うことがなくなったことは一度もありませんでした。効率的に動くことができたことはWRO大会に必ずつながったと思います。今年のITキッズは、最後の年ということもあって知らないことにたくさん触れました。この経験をこれからに必ずつなげていきたいです。
チームワーク
僕がITロボットで心に残ったことは、WRO大会です。僕のチームは、WRO予選会で一位をとり、全国大会に出場しました。僕は、ロボットを作る担当で出場しました。WRO大会に向けての 中で最も大変だったことが、WROの競技時間内にゴールまでロボットを走らせることです。スピードを出すことに重視しすぎると、コースから外れてしまうため、細かい調整が必要でした 。また、センサーが正常に働かなくなってしまう問題もありました。角度を読み取るジャイロセンサーは、温度が冷えてしまうと正常に働かなくなります。本番では、角度の読み取りに 誤差が出ないよう、ロボットを動かし、センサーを暖めるなどの工夫をしました。 WRO大会で学んだことは、チームワークの大切さです。WRO大会は、2,3人のチームで挑む団体戦です。そして一人ひとりにやらなければならない役割があります。一人ひとりがやらなければならない役割を果たし、小さなミスでも同じチームの人たちでカバーすることがこの大会では必ず必要です。今回の結果は、チームとしての役割あってこその結果だと思います。WRO大会に向けて努力しあったITキッズメンバー、ロボットの知識を教えてくれた先生方に僕は、感謝しても感謝し切れません。この大会で学んだことを忘れず、仲間との協力をこれからもしていくことを心がけるようにします。
プログラム
ITコンピュータで主に行ったことは、Scratch2を使ったゲームづくりと、自動販売機のシミュレーションのプログラムを作ったことです。とくに心に残ったことは、自動販売機のシミュレーション作りです。自動販売機の実物を見て、自動販売機の動きを観察し、それをプログラムにどう表現していくかを考えることが楽しく、やりこめばやりこむほど本物の動きに近づいていくことが面白かったです。僕が、自動販売機のプログラムを作っていく中で工夫したことは、飲み物が出てきたときに少し上下に跳ねさせることで上から落ちてきたということを表現することです。ほかの人にはない工夫を作ることが中でも楽しみの一つでした。ITコンピュータでは、主にプログラムについて知るという学びをしてきました。今の時代は、多くの仕事がロボットに代用され、人間の行う仕事が減ってきています。そこで注目される仕事がロボットを作るという仕事です。ロボットを造るためには、プログラムが必要不可欠であり、プログラムを知るためには長い時間が必要です。いままでの授業を通して、プログラムについて学び、プログラムに親しむことができたことは、これからとても良い経験となっていくと思います。ここで学んだことを忘れず、未来に活かしていくことを大切にしていきたいと思います。
世界の言葉 英語
IT英語では、六年生になり、よりロボット関係の英語に触れるようになりました。たとえば、パソコンや、スマートフォンの仕組みについて英語で書かれた文章を先生とともに呼んでみるなどのことです。いままで学んできた好きな食べ物、自分の住んでいる場所、将来の夢というような英語では、少し聞いたことのあるような単語が出てきましたが、今回は、まったく聞いたことがないような英語が多数出てきて驚きました。とても覚えることができないような単語も出てきたりしましたが、覚えないままにはして置けません。それは、英語は世界で必ず必要な言葉であり、英語を知ることは、何億人という人と会話ができるようになることと等しいものであるからです。英語で話せないということは、日本という小さな島国の情報しか受けることができず、また、世界的なことを行うことはできません。IT英語では、普段聞きなれない言葉や、覚えなければならない単語について触れる良い機会となりました。ここで覚えた英語の中にはもうこれからで会うことのない単語があったかもしれません。覚えた英語は忘れないように、知らない英語が出てきたら必ず覚えるようにしていきたいです。
算数とプログラム
IT算数は、はじめに二桁×二桁のかけざんをできるだけ早くかけざんチャレンジからはじまり、学校では触れないような算数の問題、算数にかかわるパズルに取り組みました。僕は、算数が好きなので毎回楽しみにしていました。その中でもかけざんチャレンジでは、あせらず、集中して問題をとき、速さで上位をめざすためとても楽しかったです。かけざんチャレンジは、取り組む回数が増えれば増えるほど早くなるためその実感があり楽しかったです。また、算数の問題では、アルゴリズムという単語を元に多くの問題に取り組みました。アルゴリズムは、あることが一定の流れで続いていくことです。問題は、とても算数らしい問題であり、学校で学ぶものとはまったく違った問題でした。算数は、プログラムを作るにあたってとても重要となる学びです。順序を追って取り組む算数が僕は好きですが、実力としては、まだまだだと思います。今回のITキッズのように算数は知らない問題に多く取り組むことが重要なので、これからも知らない問題にたくさん取り組んでいきたいです。
予想と実践
今年のIT理科では、主に色について学びました。具体的に行ったことはペンの色を分ける、光の色を分ける、色を回転させることで混ぜる回転混色という実験です。そこで学んだことは、色は絵の具のような色と、光の色の二つの種類があるということです。絵の具のような色というのが色の三原色、光の色は光の三原色という二種類の三原色があるとわかりました。三原色というのは、この三原色を使うことで多くのほかの色を作ることができる色のことを言います。色というのは、この三つの色から作り出せるということは、興味深く、また、色には二種類あるということにも驚きました。また、色を回転させて混ぜるという回転混色という実験は、色をつけた紙をモーターで回転させ、どのような色になるかという実験です。この実験で、僕は、絵の具のように赤と青を混ぜたら紫色になるように、絵の具と同じように色が混ざると考えました。しかし結果は、絵の具の混ざり方とは違う混ざり方をしたものが少数あり、予想道理にいきませんでした。僕は、理科の面白さは、自分たちの予想を裏切った結果が現れることがあることだと思います。自分の思うことが本当ではなかったということが理科の面白さです。今回の色の回転により色を混ぜる回転混色の実験を見て、僕は、自分の予想が本当は違うということがたくさんあるのかもしれないと思いました。本当かどうかわからないということは実際に確かめるということを大切にしていきたいとそのとき僕は思いました。
目標と達成
いままでITキッズでは、知らないことばかりに触れていきました。ITキッズに入ったばかりのころは、難しいな、大変だな、という後ろ向きな考えをもっていました。しかし、今にな
っては、今まで学んできてよかった、これからもより詳しいことについて知りたい、と思うようになりました。この前後の差はITキッズの活動にどれだけ楽しむことができたかという違
いだと思います。今では、ITキッズを楽しむことができるようになりました。このITキッズが終わってしまうことは、少し悲しいですが、ITキッズには、新しいことを学ぶためにきまし
た。その目標を思い返すといままでのITキッズはまったく無駄ではありませんし、とてもうれしい結果のようにも思えます。ここで学んだことは、もうこれから聞くことのないものもと
ても多いです。ここで学んだことはこれからに必ずこれからにつなげていきたいと思います。
充実した時間に
ITキッズでは、最後に行うWROに向けて学んでいきます。そして、それまでに学ぶことは、難しいものが多く、大変なものの方が多いかもしれません。それは、誰もが同じように思いま
す。しかし、それを理由に授業を軽く済ませてはいけません。それは、どの授業もその一時には興味のないものでもこれからの未来ではなくてはならない大切なものになるからです。中
には、もう一生で聞くことのない言葉もあります。それをそのまま見過ごすことは僕の中では、限りなくもったいないことです。最後に行うWROのためにも、これからのためにも、授業を
受ける時間を大切にするようにしてください。そして、新しいことを学ぶことを楽しみ、その経験を未来に役立ててください。